磧口から離石へは午前中のみ不定期にバスが出ています。
バス停はなく、麒麟橋という橋の前でバスを待ちます。
自分ともう一人が乗った段階でバスは発車してくれました。
途中で人が乗ってきて、離石に着く頃には満席。
離石から次の目的地である「西安」へバスで移動です。
当初の予定では西安へ行く途中に「延安」にある、世界最大の窰洞ホテル「楊家嶺石窰賓館」に
泊まりたかったのですが、日程をタイトに組んでしまったため、断念。
西安行きのバスは寝台でした。
西安に着いたのは夜中2時。。別に道が渋滞していた訳ではありません。
時刻表の見直しをした方が良いのでは。。
ほとんどの乗客はバスでそのまま一夜を過ごし、朝出発するそうです。
バスでは泊まらず既に予約していたホテルへ。
3日ぶりのシャワーです。ひどい有り様で、髪の毛はクッタリしていました。。
こういう旅行、歳とったらできないし仕方ないよな、、と自分に言い聞かせます。
次の日、実はバス内でも異常に寒かったせいもあり、風邪がさらに悪化。
とても旅行できる状態ではなく、一日中ホテルでダウン。。
西安での唯一の思い出は、肉夹馍(ロウジャーモー)という食べ物だけ。
中華風ハンバーガーという感じで、具は羊肉に北京ダックのような味噌ダレがかかったもの。
風邪を引いていなかったら間違いなく美味しい料理だと思います。
西安は「兵馬俑」以外に興味がなく、一日しか日程を用意しなかったため
そのまま次の目的地、チベットの「拉薩」へ移動。西安→拉薩は飛行機です。
窓からの景色も一面の雪山。
、、が、拉薩の天候がひどく着陸できずに西安に引き返すことに。。
その日は航空会社が用意してくれたホテルに泊まります。
相部屋になった中国人とたわいもない話をして一晩過ごしました。
そして翌日、やっと拉薩着。
拉薩は外国人の個人観光ができないため、旅行会社にガイドを事前に依頼していました。
ガイドは値段が高くついても、日本語が話せる方をお願いしました。
というのは、チベットに関しては日本の立場は中立であるため、
無用なリスクを回避できることと、チベット人に対する印象を考慮して、です。
こちらが外国人旅行許可書。
念のため、旅行会社に支払った料金は下記の通り。
日本語ガイド600元/日×4日間+外国人許可書申請と郵送(西安へ)400元=2,800元
日本語ガイドが高価ですが、サービスはとても行き届いており、結果的に効率よく周れたように思います。
宿も薦められましたが、イマイチだったので自分で予約しました。
依頼した旅行会社
会社名:桂林中国国際旅行社有限責任公司
電話:(86)773-2885339
WEB:http://www.arachina.com/
チベット現地の旅行会社への手配依頼も可能だと思います。
さらに安く済ませたい方はそちらに依頼した方が良いかもしれません。