チベットの料理はかなり個性的な味です。
正直なところ食べ物に関しては早く中華圏に戻りたい、、と思いました。
チベットの人には大変申し訳ないのですが。。
最初に食べたのが、この「モモ」という肉まんのようなもの。
ヤク肉の臭いが口の中に充満します。日本で食べるモモとは別物です。
ピンク色の大根の漬物は見た目は日本の漬物と同じですが、ガソリンのような強烈な醗酵臭が。。
2日目に行ったのが、有名なレストラン。
ヤクステーキをいただきました。
こちらは見ての通りアメリカンナイズドされていて、ヤク肉なのかどうかすら分からないほど。
安心できる味ですが、厳密にはチベット料理じゃないかも。
ちなみに右奥のスープは酸辣湯なのですが、日本のエビチリソースみたいな味でした。
店名: 雪域餐厅
電話: 0891-6337323
住所: 城关区藏医院路4号1楼(大昭寺北侧)
こちらはシャパレという揚げパン。
中に具が入ってるものと、ただの揚げパンのものがあるみたい。
チベット人が住む普通のマンションの一室にも食堂があります。
看板等も全くないので、普通に来たらここは絶対見つけられないでしょう。。
ここではトゥクパというチベット風ラーメンをいただきました。
見た目はラーメン二郎のような太面ですが、あまりコシはなくボソボソした食感。
スープはダシがでていて美味しかったです。
あとミルクティも。バター茶と違ってこちらはとても美味しかったです。
最終日に行ったのが高級チベット料理屋さん。
ヤク肉と漬物を炒めたものをクレープのような皮に包んでいただく料理。
最初に食べたヤク肉と漬物と違いとても食べやすかったです。
あとチベットでは松茸が採れるのだそう。
どっさり松茸をいただきました。
日本で売られている中国産の松茸はチベットのものかもしれませんね。
店名: 太?都落蔵餐
電話: 0891-6333777
住所: 不明。。
カテゴリー: 中国旅行/拉薩
2011年1月中国旅行 -13- 拉薩(ラサ)/パボンカ・ゴンパ、ノルブリンカ
チャクポリの後はパボンカ・ゴンパというあまり知られていないお寺へ行きました。
巨大な岩の上にお寺が建っている姿を見てみたかったもので。
一応、ラサ最古のお寺だそうです。観光客が来ること自体が珍しいとのこと。
岩の上に登っていくと白い仏塔が建っています。
これはタイとかミャンマーとかでよく見かけるタイプに似ていますね。
巨大な目玉の絵だけが祀られているものもありました。
何だか夢にでてきそうな景色です。。
さらに裏の山を見上げると何やら岩のようなものが点々とあります。
これがウワサの鳥葬場(の遠景)です。
鳥葬とは人間の遺体を鳥に食べさせる葬儀。
見たければ見れる、とお誘いいただきましたが辞めておきました。
どんなに珍しい葬儀とはいえ、他人の葬儀に参加するのって何だか気が引けるのと、
単純にグロいの苦手なので。。
そして、帰り道。
せっかくなので何もないのどかな道を歩いて市内まで。
あたりにはヤクが放牧されています。
こういうシンプルだけど壮大な山と道だけの景色って意外と貴重ですよね。
市内に戻ってからはノルブリンカというところへ。
こちらは建物としての印象はさほど強くありません。
チベットの歴史に興味がある方に良いかもしれませんね。
以上がチベットで観光した場所です。
当初の予定ではツェタンか、ダナンにも足を運びたかったのですが、
飛行機の問題で滞在期間が短くなったので断念。。またの機会に。
2011年1月中国旅行 -12- 拉薩(ラサ)/チャクポリ
ちょっとブログの投稿間隔が空いてしまいましたが、、ラサ3日目です。
この日は朝からチャクポリ(薬王山)というところへ。名前通り、ちょっとした山です。
タルチョという旗が大量に山に掛けられていて、とてもキレイ。
山の中腹あたりで、修行僧が住んでいるという洞窟のような家を見学させてもらいました。
この石の家、修行僧自身で作られたそうです。
部屋の中はこんな感じ。
ヤクバターの匂いが充満していました。。この部屋に住んで早30年だそうです。
たまに訪れるチベット人や家族が食料やお金を持ってきて生計を立ててるのだそう。
テレビもネットも携帯もない生活、、何か見えないものが見えてきてしまいそうですね。。
山を下ったところには、マニ塚と呼ばれる塔のようなものがあります。
一見するとただの塔ですが、薄くて平らな石を積み上げてできていて、
その石の周りを鉄柵で囲って塔の形を成しています。
さらにその先には壁一面にぎっしり描かれた仏像の壁画。
チベット仏教は、とにかく表現が多彩ですね。