人生のゴール地点。。

先日、95歳になる祖母を訪ねた。祖父は既に他界していて、老人ホームのような施設にいる。実はこのような老人ホームに行くのは初めてでいろいろな意味で衝撃を受けた。
なんというか、、どんなに若い時にいい結果を残したり、社会に貢献したり、裕福な生活が送れたとしても、自分が息を引き取るのはこういう場所なのか、、と感慨深くなった。もちろん施設はとても明るいイメージの内装で看護にあたる人たちも皆明るい。僕は病気で苦しんで死ぬのだけは嫌だと常々思っていた。でも健康で生きてきたとしても、このような場所に身を置く孤独感というのはむしろ病気で苦しむ以上の苦しみがあるのではないかと思った。
祖母の人生は満足の行く人生だったのかなあと想像してみた。満足の行く充実した人生であればあるほど、祖母の現状はとても悲しいものだ。結局祖母には大連に行く事を告げずに帰ってきてしまった。。

物事の優先順位

人生の中で優先順位をつけるとしたら、何が一番になるか?
こんな質問を昔の上司にされたことがある。あまり考えた事がなくて、悩んだ挙句「友人」と答えた。友人というかまあ人間関係全般というか。
上司が言うには一番の優先順位は「時間」だ、と。時間がなければ友人関係も作れないし、何もできない。自分で時間をコントロールすることはとても大切、それは一生という限定された期間において、ひとたび過ぎてしまった時間は二度と取り戻せないからだ言っていました。確かにそうだなあと妙に納得させられました。割とボンヤリと過ごす時間の多かった自分はそれからはどことなく時間を意識した行動や考え方になりました。
最近、それよりも大事なことがあるように思います。確かに時間は大切だけど、やっぱり自分自身の「コンセプト」のようなものが一番の優先順位なのではと思っています。どんなに時間があったとしても大元のコンセプトが曖昧だと、結果として本当に意味のある生き方なんてできないのではないかと。
コンセプトというのはそうそう簡単に見つけられるものじゃありません。だけど、常にそれを意識して生きていくというのが、自分にとって今のところ最も優先順位が高いですね。

新年快楽!

遅くなりましたが、
あけましておめでとうございます。
いよいよ、大連出発が近づいてきておりとにかく身の回りでやるべきことがたくさん。。順調に就労ビザの書類作成に勤しんでおります。
つい先日、外国人体格検査記録を取りに病院へ健康診断へ。注意しなければならないのは保険が適用されないということ。もちろん渡航先企業が負担しくれるのですが、意外でした。それにしても血液検査の項目にエイズやら梅毒やら。。採血量が結構な量でしたね。いい歳して相変わらず注射が苦手な自分にとってはほんの数分だけどとても長く感じましたねえ。
もう一つは自分のお客さんにご挨拶。「着実に自分の夢に近づいてるねえ」などと声をかけられると本当に励まされます。今在籍している会社を始め、家族や多くの方にご迷惑をかけての渡航だということをあらためて実感。何が何でも結果を出さなければ!