今日、正式に社長に辞表を渡しました。アルバイトで入社し正社員として3年間働いた会社を辞め、2007年より大連で働く決意をした。とここまでは聞こえはいいけど、言ってももう28歳。行くからには結果を出さないと後には引けないお年頃でもあります。
僕はこの歳になるまでひたすらWEBデザイナーの仕事をしてきました。会社での仕事の他にも、週末はフリーでWEBサイトの制作のお仕事も頂いてきました。まあちょっと十二指腸潰瘍になったりしましたが。。
そんなこんなで30歳を目前に控えて、もう一度自分を見つめなおせる時間ができました。
そしてじっくりと考えました。
今まで頭の中で暖め続けているプランを実現したい、そういう結論に辿り着きました。しかしながらこのプランを実行するには自分自身がまだまだ力不足なのです。プランの実行云々の前に僕に不足しているのはコミュニケーション力であったり提案力だったり、そういった営業マターなスキルだったりします。そういったスキルが身についた場合、ある意味スペシャリストでもありジェネラリストでもあるという、マルチな存在となるわけですが、とにかく上を目指そうと思っています。目標のないところに結果はないですからね。
中国に惹かれたのは幅広く「中国がこれからくる」と言われるようになった前のこと。会社の上司に教えてもらった上海の莫干山路というアートギャラリーエリアを見てからです。そもそも旅行でアジアをいろいろ周りましたが、中国だけは旅行で来るところではないな、という印象を受けました。独特の熱気、人の数、近代的なビル群と雑然とした街並みの対比。アジアでよく見かける風景ですが、中国はどこか違うんですね。ここに答えがあるような気がしました。初めてインターネットに触れた時のような胸騒ぎですね。質は全く違うものですが。こういった言葉には表現され尽くせない何かに惹かれました。
大連にした結果としては渡航先企業の魅力に尽きます。アフェリエイトやSEOをはじめとするWEBサイトを所有している方々をセグメントとしたマーケティング業務であるということ。WEBデザイナー個人として、お客様の「ホームページはできたけどそこからどうすれば良いのですか」という問いが来た時に適切に対処できることも、本来デザインするという行為そのものの責任のうちであると考えています。また営業スキルを身につけるという意味でも基本の基本であるテレアポ業務は先々に活かせる仕事なのです。そして大連は中国版のバンガロールとも呼ばれるソフトウェアパークがあります。まだ見ぬ地ですが、刺激は充分にありそうです。
一年後、我打算看这个文章、我感到什么?