アウトソーシングの現状

中国、オフショア開発でインドを追い抜くか?–IDCが予測

大連に来て、いろいろな人と知り合うたびに驚かされる事実を耳にします。
オフショア開発でプログラムの安価なアウトソーシングと言えば大連は有名ですが、最近はデザインなんかもほとんどアウトソースなんですって。。例えば新聞なんかに入っている折込チラシ、参考書、商品カタログなどなど。画像の切り抜きのアウトソースは知っていましたが、もうアウトソースの波はオペレーションレベルからデザインそのものにも侵食しているようです。もちろんクオリティ管理をするブリッジデザイナー的な日本人がいる訳ですが。現在はDTPのアウトソースが流行っているようですが、必然的に次はWEBデザインの方にも来るでしょうね。
さて、こんな感じで日本では様々な業種に中国のアウトソースが侵食してますが、世界レベルで見るとインドのオフショアが上位にいるようですね。それでもインドではカースト制度がまだまだ根強く生き残っているとか。
インドが伸びるにしても中国が伸びるにしても、改めて今現在の自分自身の仕事を見つめなおす必要があると思います。気づいたらアウトソースの波に呑まれていたという現実が必ずやってくるでしょうから。中国にいると、日本の仕事の多くがこちらに来ているのを客観的に実感できます。
参考までに。
アジア技術者が採点する日本技術者の実力(3)インド編
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?
p=000528&vos=nyteyajw0301000

懲りてない人たち

今日から数日間、職場に某テレビ局の取材が入る。
で、前日にあらかじめテレビ番組のタイトルなんかを周知されていて、僕個人は正直映りたくないなあと思っていました。内容的にはどちらかというとマイナスなイメージのものなので。番組って作り手の解釈でだいぶ変わってくるし、見る人の解釈も様々だし。。
なので、「映りたくないんです」と伝えたら、ものすごい剣幕で「何故ですか?理由をお聞かせ願えますか?」ですって。何だか被写体を材料としか見てないような感覚に久々にイラッとしてしまい、言葉が出てこなくなりました。
結局僕以外にも同じ考えの人が数人いて、臨時的に職場の配置換えをして仕事をしました。で、被写体の人が必ずしも良いシーンとなる場面が撮影できる可能性が低い仕事内容なのですが、「そういう時はちょっと『ご協力』を願うかもしれません」と。
「だから映りたくないんだって。。」と心の中でつぶやきました。
つい先日某番組の捏造が問題になったばかりだというのに。。テレビ業界って嫌だなあと改めて思いました。まあ今回の件では事実を根本から捏造する訳じゃないとは思いますし、この程度のことって日常茶飯事なんでしょうね。そうでもしない限り視聴率も稼げなくなってしまいますから。自分自身もそういった番組を見てきて少なからず楽しんできましたし。とにかく被写体側に立たないことが賢明なのかもしれませんね。