ビンテージデジタル時計って夢がある。当時思い描いていた、未来チックな21世紀への希望のようなものがそこには凝縮されてる気がするから。で、この<SEIKO RC-4500>はというと数字一文字に対して縦7×横5ピクセルの液晶が時間を刻んでくれる。この液晶を見てしまうと合理化という名の下に簡略化された今の液晶って寂しい。この時計の姉妹品的なもので<SEIKO UC-2000>というぶっ飛んだデザインの時計もある。噂ではYou See 2000と掛けているとも言われているんだけど、その他にもテレビ付腕時計なんてあったりしてセイコーのアナーキーな発想はたまらない。