自分のやりたことと、必要とされること

「自分のやりたいことを見つけなさい」なんてよく言われていますね。うちの場合は「安定している名前の通った企業に就職しなさい」と散々言われ、中国に行くと決まった今でも言われ続けています。
それはさておき、誰もが誰も「自分のやりたいこと」をやり始めたら社会はどうなってしまうんですかね。面白い仕事、稼げる仕事に集中してしまい、辛くて面白くない仕事はどんどん過疎化しちゃうんじゃないですかね。僕は国内で産科医療が不足している問題なんていうのもそもそもはこういうところから起因しているのではないかと思ったりします。
僕の場合、最初は何となくデザイナーになりました。大学を卒業する時に「これしかない!」といえるような何かを見出せず、WEBデザイナーになったのも最初の職場でやってみないかと言われたから。でもその後もこうして続けてこれたのは「必要とされていたから」だと思います。必要とされ、問題が解決したときに感謝して頂けるから続けるわけです。
では卒業当初の自分自身に「人に感謝される仕事を見つけた方がいい」なんてアドバイスしてもきっと何のことか理解できなかったでしょうね。
僕は26日に日本を発ちます。当初は僕を含め3人の予定だったそうですが、最終的には7人になりました。その中には大学在学中にこのプログラムに参加する方もいるそうです。素晴らしいことですね。もっと若い時から意識を高くもっていればと最近つくづく後悔します。

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