Youtubeって海外にいるとその便利さが更に実感できます。
NHKで放映されたクローズアップ現代”就職氷河期世代” 夢はつかめるか。同じ大連で働いている人間として、中国語を学んでいる人間として思うところがたくさんある映像です。
要は正社員雇用されなかった日本人が中国で中国語の武器を身につける、という話です。僕の周りにも中国語ができるようになれば、、と考えている人はいます。でもやっぱり何か違うよなあ、と思います。ある目的があってそのために中国語を勉強する、ということであれば納得はいきます。でも中国語をマスターして何をするの?といって分からない人は例え中国語ができたとしても使う機会はないでしょう。
同様に、「正社員になりたい」というのが目的になってしまっては正社員にはなれないでしょう。何故なら正社員になって何がしたいのか、という目的がないからです。目的がないままで仮に正社員になった場合、きっと本人がもっとつらい思いをすることになるんでしょうね、だから企業は採用しないんじゃないかな。。
この映像、最後には「これは社会の歪みだ」なんてまとめてますが、そうではなくて個人個人の意思の問題で、もっとシンプルなことだと思うのですが。
大連現地採用って要は日本からドロップアウトして
きたくせして変にプライドが高いヤツが多い。
それでいて何もできない。
中国語が下手にできたりすると
自分はほかは何もできないのに自分は偉いんだと
勘違いする目に余る振る舞い。
日本嫌いなヤツも結構いたりして
日本にある会社だと採用した後
いろいろ困ったことに・・・
中国語がしゃべれるだけでプライドが高いというのは問題ですねえ。。
ただし下手に中国語ができるだけではなくて、下手に中国人の文化や考え方も知っているのであればプライドが高くて然るべきだと思いますよ。何故ならここは中国ですから。異国に来てまで日本の文化でしか物事が考えられない日本人を7ヶ月の間でたくさん見てきています。この場合、当の日本人が悪いのではなく、海外での仕事に不向きな人を選択した人事判断の誤りかもしれません。なので、中国に関連する仕事から身を引くのが良いのかも。。その方がお互い幸せになれると思います。
それにしても、何もできない人が多いというのも大変ですよね。
でも、そこでやまださんが「何もできない人」に対して「何もできない人」のままにしておくことは、やまださん自身も「何もできない人」だな、と思われてしまうリスクを抱えかねませんよね。