火鍋中毒


正確には麻辣湯中毒という表現が正解。
定期的に中毒になります。麻辣湯ばかりの日々。ここ最近そんな感じ。
味を思い出しただけでもう麻辣モードです。
大連にいる時は屋台の麻辣串屋に出向いていたりしましたが、
北京は一人火鍋ができる店が近所にあって、そこにはまってます。
それにしてもこっちの火鍋、スープにカレー味とか、トムヤムクン味とか。。
もう火鍋の領域超えちゃってます。
で、デフォルトの具材は、

  • 鶏肉
  • 山芋
  • コンブ
  • 白菜
  • それにゴマダレ(パクチー抜き)です。個人的には麻辣湯にベストマッチな肉は鶏だと思っていて
    山芋は軽く煮るくらいでシャキシャキした状態で、白菜は芯まで麻辣が染込むまで、、
    と麻辣哲学が序々に構築されてきています。
    で、そんな麻辣湯を前に脳内でもいろんなプロジェクトがぐつぐつ煮込まれてて、
    そのうちの一つを脳外に持ってこようと思っています。
    とてもお下品な表現をすると「感動=利益」です。
    良い映画にはたくさんの観客が来るし、美味しいラーメン屋には列ができる訳です。
    まあ当たり前なんですが。。
    かといって自分に感動の嵐を呼ぶようなシナリオが書ける訳でもありません。
    ただ中国に来てからというもの、本当にいろいろ感動(いい意味でも悪い意味でも)がありました。
    もちろんこの前行った大同の旅行もすごかったけど、近所のローカル中華料理屋にフラっと行くだけで
    そこにはたくさんの感動がギッシリ詰まっています。
    大連から北京に来るとき、
    生活の中のちょっとした一つ一つの行動に何らかの意味を持たせるようにしようと自分の中で決めていて
    そういうところで得られる感動をどうアウトプットしたものかなあ、、と考えていました。
    で、ネットの世界では物事は徹底的に比較されます。
    ヤフオクで商品を探している時の自分自身を客観視すれば納得できると思いますが。
    例えば価格とかスペックが売りの商品を展開すると最後は体力勝負になっちゃったりしますよね。
    でも感動の価値って人それぞれで、そこをターゲットにしたらいいのかな、と単純に考えてます。
    ただ、「衣食住」のように必須のものではないのでどれだけ五感に訴えられるかが勝負であり、
    デザイナーとしての腕の見せどころでもあります。
    という訳で頂いている案件の隙間を縫ってチマチマ作っていきます。
    でも、このブログでお披露目するのは上手く行った場合のみ!
    呷哺呷哺(火鍋のチェーン店)
    http://www.xiabu.com/

    明けまして、おめでとうございます。新年快楽。


    ネットが不調で、ご挨拶が遅れましたが、
    昨年度は多くの方々に大変お世話になりました。
    本年度もどうぞ、宜しくお願い申し上げます。
    昨夜の盛り上がりから、落ち着いた日々に。
    元旦ののどかな胡同を散歩していると
    旧正月でなくても、国旗を立てている家がちらほら。

    初詣は白塔寺へ。
    せっかくなので今まで行った事のないところにしてみました。
    ここはチベット様式のお寺で、名前の通り白い塔が特長。

    瓦屋根のお寺に白い塔がミスマッチでいいですね。
    ちなみに北京でオススメのお寺は同じくチベット様式の擁和宮と、道教の白雲観
    北京って落ち着きがあって、政治の中心的な高貴な空気がどことなく漂っていて、
    その秩序めいた雰囲気がとても好きです。
    それに対して上海はとても元気があって、活発で明るい雰囲気。
    ちょうど日本で言うところの東京が北京のようで、大阪が上海に似てますよね。
    で、雰囲気だけで言えば、個人的には割りと北京派だったりします。
    でもビジネスをする、デザインをする、となるとやっぱり上海ってすごく洗練されていて、
    いろいろな刺激があるんだろうなあ、と思ったりします。
    例えば、美味しい料理屋さんがあったとして、路地裏にあったらなかなか認知されない、
    ある地域では評価されないけど、ある地域の食文化にぴったりマッチする、
    そういうのって事前に知っておきたいことですよね。最適な場所ってどこだろう、って。
    ポイントは「中国のアートはどこが中心になるか」ですね。