2011年1月中国旅行 -5- 平遥~離石~磧口

平遥の後は、黄土高原に点在する窰洞(ヤオトン)式住宅群を見に行くために
「磧口(チーコウ)」という場所を目指します。
磧口へは、列車が通っていないためバスで移動します。
まず平遥から離石へ、離石から磧口へとバスを乗り継ぎます。
平遥→離石行きのバスは7時半のみ。だいたい2時間くらいで到着したと思います。
離石の町はこんな感じ。
離石市内
中国ってこんな無名な都市でもそこそこ栄えていて、
なおかつ、人がたくさんいて活気があるのがすごいですよね。
離石→磧口へは、バスターミナルの電光掲示板を見ると1時間おきに発車しているようでしたが、
窓口に行くと、人が集まらないと発車しないとのこと。
離石バスターミナル
仕方なくバスターミナルで待ちます。。。
30分おきぐらいに窓口に聞きにいきますが、人が集まらない。
そうこうしているうちに14時を回ってしまいました。
バスをあきらめ、タクシーに片っ端から磧口へ行ってくれないかと交渉しますが、
ほとんどの運転手が面倒がって嫌がります。。
ウンザリしてきたので、現実逃避のためにケンタッキーでお食事タイム。
「千丝万缕虾」という海老のまわりに紐状の皮を巻いて揚げたものがありました。
離石のケンタッキー
これが結構美味しかったです。日本でも流行るのでは。しばしケンタッキーでマッタリ。
、、さて、再びタクシー交渉です。何とか磧口行きタクシーをゲットできました。
タクシーで約2時間、磧口着です。
磧口
磧口自体は小さな村です。タクシーを降りると衝撃的な寒さ。
目の前には黄河が流れていますが、流氷?流雪?みたいなことになっていました。
黄河
タクシーの運転手に教えてもらった磧口で有名だという碛口客桟という宿へ。
シャワーなしですが、四合院造りでなおかつ窰洞式の部屋でした。
碛口客桟 四合院造り
平遥で泊まったところと違い、本物の窰洞式の部屋です。感無量ですね。
碛口客桟の部屋
ここで2泊します。
宿の人に聞くと、冬は寒すぎて観光客がほとんど来ないそうです。
どうりで離石からバスが出ない訳です。。
碛口客桟の住所や電話番号等は分かりませんでした。
碛口客桟へ泊まりたい場合は案内板が村の至るところにあるので
これを頼りに進むと辿り着きます。
碛口客桟までのガイド

2011年1月中国旅行 -4- 平遥の料理

平遥で有名なのは牛肉なのだそうです。
が、せっかく山西ですし面をいろいろと食べてみました。
こちらは?面(ヨウミェン)。
?面栲??
正確には?面栲??(ヨウミェンカオラオラオ)というそうです。
薄く伸ばした面を筒状にして蒸したもの。
手前にあるトマトスープに付けていただきます。
?面は北京にあるLoft面酷で以前食べたことがあるのですが
平遥の方が、生地に穀物のようなものが練りこんであって香りが良いです。
猫耳朵。「猫の耳」という名前の料理。
猫耳朵
中国版ニョッキという感じです。独特の食感が癖になります。
猫耳朵もいろいろなお店のものを食べましたが、ベストは北京にある晋陽飯荘の猫耳朵ですね。
大差がある訳ではなく、個人的な味付けの好みなだけなのですが。
炒面。
炒面
中華風焼きそば。唐辛子が効いています。
目新しい味という感じではないですが、普通に美味しいです。

2011年1月中国旅行 -3- 平遥/喬家大院

次の目的地へのバスを乗り過ごしてしまい、結局平遥は2泊しました。
時間が余ったので、平遥から1時間くらいの場所にある「喬家大院」へ行きました。
こちらは映画「大紅灯篭高高掛」の舞台になった大豪邸です。
平遥のバスターミナルから「喬家大院」行きのバスが頻繁に出ています。
喬家大院
ビニール製の赤いちょうちんがちょっと微妙ですかね。
実は「大紅灯篭高高掛」をまだ観ていなかったので、あまり楽しめていない気がしました。。
ただ、門に施された木彫の繊細さはすごかったです。
喬家大院の木彫01
喬家大院の木彫02
クロムハーツとかこれぐらい細かく彫金してくれたら買うんですけどね。
この喬家大院ですが、平遥に戻る時にはバス停がありません。
なので、平遥行きのバスが通ったらヒッチハイク的なことをして止めないといけないので要注意です。