李家山村の後は、一度宿に戻りランチ。
磧口ならではな料理は冬はやっていないようです。
山西過油肉という料理を食べてみました。
料理名ほど油っぽさはなく、よくある炒め物の味。肉が柔らかくジューシーでした。
風邪がひどくて食べきれませんでした。。
ランチの後に行ったのが西湾村というところ。磧口からは車で15分くらいです。
磧口と似ていて、入り組んだ石畳の道が続いています。
この村のメインは特徴的な三階建ての建物。
部屋は窰洞式になっており、中には資料が展示されていました。ちょっと味気ない感じですね。
その昔、陳家の一族がこの村に住んでいたのだそうです。
こちらも窰洞住宅。李家山村と比べて比較的きれいです。
のどかでした。
カテゴリー: 中国旅行/磧口
2011年1月中国旅行 -7- 磧口/李家山村
次の日、磧口から車で30分ほどの場所にある、李家山村という窰洞住宅群を見に行きました。
李家山村は窰洞住宅群の中でも一番見たかった場所です。
前のお二人は磧口でずっとお世話になったガイド。
といっても宿のオーナーの娘さん?とそのお友達という感じ。
こちらが李家山村の窰洞住宅群。
もともと階段状になっている丘に穴を掘って住居にしています。
建物が自然と一体化していて、遺跡群のようにも見えます。
日本軍はこの李家山村には訪れなかったため、古い建物が当時のまま残っているのだそうです。
李家山村でもお宅拝見。
老夫婦のお宅。何かを焚いていたらしく部屋は煙が充満していました。
壁に夫婦の写真が貼られていますね。
こちらは李家山村にある宿。
石臼のようなものは村の至るところにあり、磧口の名物料理(石磨面?)を作る際に使うらしいです。
2011年1月中国旅行 -6- 磧口
部屋に荷物を置いてすぐに磧口の村の観光をしようと思いましたが
どこをどう見れば良いか分からなかったので、宿の人に案内してもらうことにしました。
宿を出てすぐ脇にトンネルのような道があり、そこから村内を周ります。
住宅は入り組んだ作りになっています。
そして、いたることろに窰洞住宅があります。
窰洞のお宅拝見。
人形(布老虎)をいろいろ作っているらしく買っていかないか、と。
これもきっとこういう観光コースなのでしょう。
そして、磧口の町並み。
HSK4級のつたないヒアリングで聞いた観光ガイドによると、磧口は昔、貿易で栄えた町だったそうです。
こちらは当時の物資の流れの図。
しかしながら戦時中日本軍が攻めてきて、町を破壊し、人々をたくさん殺したそうです。
うむ、、そういう場所だったのですね。。
こちらは丘の上にある黒龍廟というお寺。
このお寺の周りで、ちょうど中国のテレビでよく放送されている抗日戦争ドラマの撮影をしていました。
何とも偶然。さすがにあまり間近では撮影できません。。
何となく体調が優れなく、ペットボトルの水を買いたい、と伝えると
冬場は観光客が少ないため、ペットボトル飲料の供給もないのだそう。。
井戸から汲んだ水を煮沸して飲んでいるとのこと。井戸はこんな感じです。
井戸も凍ってしまっていて、あまり水が汲めない状態らしいです。
その夜、寝ようとするととてつもなく寒い。。
部屋には暖气が付いているものの、この寒さには焼け石に水。
布団をたくさん借りたものの、空気が冷たすぎて肺も冷える感じでした。
そして次の日の朝、風邪を引いてしまっていました。