百度、日本上陸うまくいくでしょうか


もう既に「baidu.jp」がオープンしているようですね。どうやらクローラの問題が起きてるようですが。。これ、以前にNaverが日本上陸した時も同じような問題が起きていたような。
まだまだ百度を使いこなすだけの中国語スキルがないんですが、見た感じ魅力なのがMP3検索ができること。でももっといろいろ付加価値をつけないとただ検索できるだけじゃ旨みはないですよね。
「中国がこれからくる」と思っている日本人は日に日に増えていると思うんですが、そういう層をターゲットにしたサービスをつけるとか。例えば単純に中国語のサイトを翻訳してくれるだけでもありがたいですし。北京オリンピックとか上海万博と絡めてもいいと思う。何か特別なことがないとねえ、、グーグルでもYahooでも中国語のサイトは検索できるわけですから。

自分のやりたことと、必要とされること

「自分のやりたいことを見つけなさい」なんてよく言われていますね。うちの場合は「安定している名前の通った企業に就職しなさい」と散々言われ、中国に行くと決まった今でも言われ続けています。
それはさておき、誰もが誰も「自分のやりたいこと」をやり始めたら社会はどうなってしまうんですかね。面白い仕事、稼げる仕事に集中してしまい、辛くて面白くない仕事はどんどん過疎化しちゃうんじゃないですかね。僕は国内で産科医療が不足している問題なんていうのもそもそもはこういうところから起因しているのではないかと思ったりします。
僕の場合、最初は何となくデザイナーになりました。大学を卒業する時に「これしかない!」といえるような何かを見出せず、WEBデザイナーになったのも最初の職場でやってみないかと言われたから。でもその後もこうして続けてこれたのは「必要とされていたから」だと思います。必要とされ、問題が解決したときに感謝して頂けるから続けるわけです。
では卒業当初の自分自身に「人に感謝される仕事を見つけた方がいい」なんてアドバイスしてもきっと何のことか理解できなかったでしょうね。
僕は26日に日本を発ちます。当初は僕を含め3人の予定だったそうですが、最終的には7人になりました。その中には大学在学中にこのプログラムに参加する方もいるそうです。素晴らしいことですね。もっと若い時から意識を高くもっていればと最近つくづく後悔します。

中国語ブログから分析

中国語ブログから製品やサービスの評判を抽出し分析
–富士通研究所が開発

ブログで書いてる事の方が実は本音がついつい出てしまうことってたまにありますよね。現実ではいろいろなしがらみの中で生きている以上、価値観には多少なりとも妥協があったりする訳で。。って僕だけですかね?
いずれにしてもこの分析ツールの開発、確かに忠実度の高い結果が抽出できそうですが。。何だか腑に落ちないですね。個人が発信した情報は自由に収集される。しかし収集されたデータは決して個人には還元されず、商品として企業の利益を生むドキュメントとなる。個人と企業が対等じゃないですよね。もちろん分析ツールの開発にはそれなりのコストをかけているのだとは思いますが。
まずもって中国のブログユーザがこの事実を知っているかどうか、ということですよね。まあ知ってたら本音のデータが収集できなくなる訳ですがね。うーむ。。