新疆 -5- トルファン2

トルファン観光は一日ツアーを予定していたのですが、
かゆいところに手が届かないスケジュールにウンザリ。
結局一日車をチャーターしました。
観光地チケット代込み300元。安い?高い?
300年以上も昔の生活を今も続けている住宅街が見れる、吐峪溝古民居。
優しいおばさんが部屋の中を案内してくれましたが10元請求されました。
普段生活しているところに観光客が来ると結局こうなってしまうんでしょうね。



ベゼクリク千仏洞。洞窟の中に仏画が描かれていますが、
かなり損傷が激しかったです。ここは千仏洞自体の全体感が良いですね。
民族音楽を演奏している方たちがいました。


蘇公塔はヌルッとした造形が特徴的。
裏にあるお墓はどこかメルヘンチックな印象がありますね。



その他、高昌故城、アスターナ古墳、カレーズはそんなにピンとこない感じでした。
それにしてもトルファンは圧倒的に日本人の団体観光客が多いです。
泊まったホテルにも、観光地にも。
しかしながらそれを裏付けるかのように、
個々の見どころはどれも個性的でした。

新疆 -4- トルファン1

一度ウルムチに戻ってから、汽車でトルファン入り。

トルファン駅は思ったより閑散としていました。
タクシーに乗ってホテルまで、、と伝えると120元だ、と。
高い!と思ったら実は汽車のトルファン駅、
市内からかなり離れた場所にあり、車で1時間半もかかるのでした。。
地球の歩き方にも注意するよう書いてあるというのに、やってしまいました。
80元まで交渉して、時間が勿体無いことに気づきOKしました。
トルファン市内は歩道を全面的に工事しているようで、
とても歩きづらく、ほこりっぽいです。
そしてひたすら暑い!ドライヤーの熱風を吹きつけられている感じ。
後で知ったのですがこの時の気温、43度だったそうです。。

市場へ。イスラム色強いですねえ。

町を南北に走る青年路にはひたすらブドウが生っています。
まだ実は小さかったですが、東京にもこういう通りを作ってもらいたいですね。

住宅街を歩いていると玄関口に家庭ごとのランク付け表示があるのを発見。

これはトルファンだけですね。
ちなみにこのご家庭は「愛国愛郷」や「民族団結」など5項目が足りてないみたい。

新疆 -3- カシュガル2

カシュガルのもう一つの魅力が美しい自然。
カシュガルからさらに西、パキスタンとの国境への路にあるカラクリ湖へ行きました。
タクシーをチャーターしたのですが、何とチベット人の方。
数年前にカシュガルに引っ越してきたんだそう。
車窓からは美しい山脈や点在する包(円筒形の住宅)の姿が。

途中で見つけた、とてもキレイな池。
実はカラクリ湖よりこっちの方が良い気がしました。

走ること4時間強、やっとカラクリ湖へ。
とても分かりやすい門ですね。


ものすごい観光地化されていました。
ラクダ乗れ、あれこれ買え、で全然のんびり観光できません。
湖のほとりには廃タイヤが捨ててありましたし。。
それでも美しい景色は目を見張るものがありました。
カラクリ湖からさらにさらに西へ。
中国最西の町、タシュクルガンへ。
ここには石頭城の遺跡とパミール高原が。

この先がパキスタン。
国境越えする観光客が多いらしいです。